自閉症の子どもがゲームやYouTubeばかりで心配……
発達障害のある子と一緒に、楽しく遊べるアイデアが知りたいな。
ASDやADHDの子の場合、ゲームにハマりやすい特性があります。
つまり、『ゲーム依存』のリスクがあるんです。
それに、家にこもりがちだと体力低下や抑うつなど、親としては心配がつきませんね。
実際に発達障害の子を育てる私が、親子で楽しめる遊びをご紹介します!
さらに、発達を促す効果も期待できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
発達障害の子が親と遊ぶメリットとは?

親子で一緒に遊ぶことでどんな効果があるのでしょうか?
- 愛着形成や共感性を育てられる
- 感覚や脳の発達を促せる
- 運動能力を効率的に高められる
ひとつずつ説明しますね。
愛着形成や共感性を育てられる

遊びを通して親子でふれあうことで、愛着を形成することができます。
ごっこ遊びやだれかと楽しい体験を共にすることで、共感力を高められますよ。
ASDやADHDの場合、できる限り共感性は育てたいところですよね。
ぜひ、積極的に親子で遊ぶようにしてみませんか?
感覚や脳の発達を促せる

大抵の親は、感性豊かな子どもになってほしいと思いますよね。
脳や感覚器官の発達を助けるために大切なのは、子どもの五感への刺激です。
よって、視覚的、聴覚的、あるいは感触や匂いなど、感覚器官に訴える遊びを意識しましょう。
親子での触れ合いも、自然と子どもの五感を刺激することができるのでおすすめです。
運動能力を効率よく高められる

実は、発達障害のある子どもには、体幹力が弱い子が多いです。
そして、体幹が弱いと、集中力が続かない、ケガをしやすいなど日常生活に支障が出ることも。
詳しくは、以下の記事を参考になさってみてください。
つまり、体を動かす遊びは、楽しみながら運動能力を高められるため、効率が良いのです。
運動遊びは、大人にも運動不足解消の良いチャンスになりますね。
これを機に、積極的に子どもと一緒に体を動かして遊んでみませんか?
運動をすることで、親子ともに生きる活力も湧いてきますよ。
発達障害のある子と親が一緒に遊ぶアイデア5つ

さて、発達障害のある子と親が、一緒に楽しく遊べるアイデアを5つご紹介します。
- 絵本、おままごと
- 運動遊び
- ものづくり
- 料理
- 自然遊び
様々な特性や性格がありますので、お子さんに合った方法をお試しくださいね。
うちの子の場合は、最後の自然遊びが一番好きです!
あなたのお子さんは、どんな遊びを気に入りそうですか?
ぜひチェックしてみてくださいね♪
絵本、おままごと

絵本を読み聞かせることが大切ってよく聞きますよね。
その理由は、絵本を通して創造力や感性が豊かになるからです。
さらに、ことばを覚えたり、視覚と聴覚の刺激により、脳の成長を促すことができます。
発達障害のある子は視覚が優位、聴覚が優位などの特性がありますよね。
その特性からも、絵をみて、声を聞く絵本の読み聞かせはとても相性が良いです。
なかなか聞いていないようでも、繰り返し読み聞かせてあげましょう。
絵本が、親子の大切なコミュニケーションになって、子どもの情緒が安定してきますよ。
それから、おままごとやごっこ遊びも、共感性を育てることができます。
長男の担当医から、子どもと対面して共感性を育む遊びを取り入れるように言われたことがあります。
また、ごっこ遊びの中で、子どもの本心や思いなどがポロッと出てくることがあります。
こうした場面が、普段子どもが抱えている不安や課題を解決する糸口になる可能性もあるのです。
運動遊び

運動はメンタルヘルス、生活の質の向上に不可欠ですよね。
それは子どもにとっても例外ではなく、運動は全身の発達においてとても重要です。
しかし、運動は好きな子もいれば、苦手な子もいますよね。
実は、うちの子も運動は苦手なのですが、遊びの中で体を動かすことは大好きです。
だから、運動といっても、親子で鬼ごっこやボール遊びなどをするだけでOK!
また、お外でなく室内でも運動遊びができる方法を知っていますか?
例えば、しっぽとりやタオルキャッチゲームなど、自宅でも気軽に行うことができますね。
うちの子も利用した、自宅で楽しく体幹を鍛えられるオンライン運動教室もおすすめ。
親にも子にもメリットたくさん!気になる方は下のリンクをチェックしてみてくださいね。
ものづくり

お絵かき、積み木、段ボールなどを使った工作など、ものづくりもおすすめです。
ものづくりには、子どもにとって自由に想像する楽しさを教えてくれる力があります。
さらに創作活動を通して、手指や道具の使い方を学び、五感を刺激し脳が活性化します。
また、積み木は見本を模倣することや、色や形や言葉の認識を鍛えることもできます。
料理

お子さんと一緒に料理をしたことはありますか?
もしなければ、お子さんに何を作りたいか聞いて、一度一緒にやってみてください!
料理をすると、手先を鍛えるだけでなく、手順を組み立てる能力が育ちます。
また、失敗した時の行動を見せることで、対処のしかたを学ぶ良い経験になります。
例えば、卵を割って殻が入ってしまったらどうすればいいのか?
牛乳をこぼしてしまったら、どうするのか?など……
ただし、料理は安全に配慮して行いましょう。
例えば、子ども包丁を用意する、火や刃物を使わない料理を選ぶとよいでしょう。
自然遊び

自然の中には、子どもの感覚を刺激するものがたくさんあります。
いきもの探し、どんぐり集め、落ちている木を集めてたき火ごっこなど……
外が苦手な子でも、きっと興味を示すものが何かしらあるはずです!
自然と体を動かし、五感を刺激し、想像力を豊かにしてくれるのでおすすめです。
また、親も緑に癒されたり、子どものたくましい一面が見られたりしますよ。
ぜひ、週末は自然あふれる公園に親子で足を運んでみてはいかがでしょうか?
親子で楽しく遊び、成長発達も促そう!
発達障害のある子どもと親が一緒に遊ぶメリットはこちらです!
- 愛着形成や共感性を育てられる
- 感覚や脳の発達を促せる
- 運動能力を効率的に高められる
そして、発達障害の子どもと親が一緒に楽しく遊べるアイデアは、以下の5つです。
- 絵本、おままごと
- 運動遊び
- ものづくり
- 料理
- 自然遊び
発達障害があろうとなかろうと、子どもの健やかな成長を願わない親はいません。
そのためには、まずその子の特性や性格に合った方法で、親子で楽しく遊びましょう!
それは、楽しい経験であるとともに、子どもの成長・発達を促すための大切なエッセンス。
ぜひ、ゲームやYoutubeばかりの子どもを誘って、どれか一つ試してみてください。
何よりお互いにとって、幸せなひとときであり、ステキな思い出になりますよ♪
最後までお読みくださり、ありがとうございました。