これから出産を控えた妊婦さん、赤ちゃんにもうすぐ会えると思うと楽しみですね!
出産での陣痛は、男性には耐えられないほど、痛くつらいものだということは誰もが知ること。
しかし、実は出産後にもまだ痛くてつらいことが待っていることをご存知ですか?
それは、ママにとっては“早く知りたかった”“つらいのは陣痛だけではなかったの?”と思うものかもしれません。
不安をあおりたいのではなく、この記事を読んで、待ち受ける試練に立ち向かう心の準備をしておいてほしいと思い、執筆しました。
そして、特にパパには想像もできないような内容だと思います。
この知識を活かして、ぜひ産後もママのサポートをよろしくお願いします!
さあ、避けては通れない事実を知る覚悟ができたら、先を読み進めてみてください。
目次
出産前のママパパに知っておいてほしいこと
やったーー!やっと産まれたーー!!
赤ちゃんも元気でよかった!!
やっと陣痛のつらい痛みから解放された……涙
残念ながら、出産を終えて、もう痛みやつらいことがすべて終わった🟰大きな間違いなんです。
なぜなら、出産した後も痛くつらいことが待っているからです。
しかし、実際に経験しないと分からないことなので、3回の出産を経験した筆者が包み隠さずお伝えしますね。
もしも、まだ知りたくない方は、ここから先は見ないでください。
私は見通しが立ってる方が安心なので、嫌なことも先に知りたい派です。
出産中の話はよく聞きますが、産後のマイナートラブルについてはあまり話題になりません。
看護学生時代に少し勉強したので知ってはいましたが、いざ経験すると思ったよりもつらかったです。
先に誰か教えてーと感じたものばかりだったので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、これからパパになる方にも、是非読んでほしいです!
出産もママにとって果てしなくつらい大仕事なのですが、その後にも奥様はまだまだしんどい思いをしている、ということを知ってもらえたらと思います。
さらに、子を産み落とした瞬間から、慣れない育児がノンストップで始まります。
是非とも、パパからの手厚いサポートをよろしくお願い致します。
私が経験した出産後辛かったこと6つ
私の経験した、出産後つらかったこと6つは以下のとおりです。
- 縫合
- 後陣痛
- 授乳・おっぱいマッサージ
- 便秘
- 悪露
- 慣れない入院
人によってはこれはなかったというケースもあるので、あくまでご参考までに。
縫合
実は、初めての出産では、会陰切開をする場合がほとんどです。
会陰切開とは、出産時に膣が変な方向に裂けないように少しでけ会陰部を切ること。
そして、出産が終わると会陰切開した部分を縫合します。
縫合は麻酔が効いていれば、さほど痛くありませんが、筆者は麻酔なしで縫合されたことがあり、出産直後に再び悶絶することに……
おそらくレアケースですが、麻酔しない先生もいるので、前もって麻酔をしてほしいことを伝えましょう。
後陣痛
後陣痛とは、出産後子宮が元のサイズに戻ろうとして収縮するために起こる痛みです。
経産婦さんの方が感じやすく、痛みが強く出る傾向にあるようです。
私も1人目では感じなかったものの、2人目、3人目を産んだ時は、出産直後から結構痛かったです。
産院で痛み止めをもらえましたが、あまり効かず、「うう、お腹痛い。」としきりに訴えていました。
私の場合は、特に母乳をあげる時に後陣痛が強く現れる傾向にありました。
時間の経過とともに消失してきますが、痛みがひどい場合には助産師さんへ相談しましょう。
授乳・おっぱいマッサージ
1人目出産の時に、乳腺が開通していないためにカチコチに張った乳を助産師さんが30分くらいマッサージしてくれました。
ところが、このマッサージが泣くほど痛かったのです……
乳腺が開通してぴゅーぴゅーとお乳が出てくるまでは、本当に痛みとの戦いでした。
お乳を赤ちゃんがなかなかうまく飲めなくて、胸が張ってくるのも痛いんですよね。
2人目以降はすんなり授乳できたので、初産で産後2、3日目〜母乳が出始めるまではファイトです!
みんな通ってきた道だと思って、乗り切りましょうね!
授乳しやすく、楽ちんな授乳ブラを用意しておくと安心ですよ。
便秘
産後は会陰切開部や膣の傷の縫合部に、痛みや違和感があります。
さらに、腹圧をかけるとその傷がひらいてしまうのではと感じ、怖くて踏ん張れない方が多いです。
また、産後はホルモンの影響やストレスから便秘になりやすいです。
さらに、お通じが出ないとどんどん便が固くなり便秘が悪化するので、早めの下剤使用がおすすめです!
私も下剤をもらったら、意外とすんなり出たので、困ったら助産師さんに気軽に相談してみましょう!
また、会陰部の傷に加え、出産にともない痔になる方も多いので、円座を用意すると安心です。
悪露
実は、出産後から1ヶ月位ずっと生理みたいに膣から出血があり、これを悪露といいます。
子宮復古(子宮がもとの大きさに戻ること)の過程なのでしかたないのですが、正直わずらわしいです。
生理の多い日が1ヶ月くらい続く感じなので、産褥パットL、Mサイズめっちゃ使いました。
産後に買いにはいけないので、産褥パット(産院でもらえることも多いですが)は多めに買っておくか、足りなくなる前にネットで注文しておきましょう!
また、悪露の状態で異常の早期発見にもつながるので、観察はしっかりしていきましょうね。
慣れない入院
入院なんてお産の時くらいしかしない、という方が多いと思います。
私は一般病棟の看護師ですが、産科のスケジュール感がわからず、正直戸惑いました。
また、大部屋の場合、同室の方がいると気を遣いますし、行動にも制限があります。
例えば、なるべく電話を控えたり、トイレ、シャワー、空調、照明の共有など。
人にもよりますが、こうした慣れない入院生活は、多かれ少なかれストレスを感じます。
幸い、3人目出産時は慣れもありますが、個室だったので気楽で快適でした。
個室はシャワー・トイレ完備、電話もOKなので、自由度が格段に上がりますね。
でも個室はお値段が高いし、産院の空き状況によっても利用できない場合もあります。
大部屋でも、お気に入りグッズを持参することで快適になるのでおすすめ。
お気に入りのボディークリームやアイマスクなどで心と体を癒してあげましょう。
赤ちゃんに触れることを考慮し、はちみつ含有のものは使用しない方が良いでしょう。
【まとめ】出産のつらいことを知って備えよう
実は、出産では陣痛だけがしんどいわけではなく、産んだ後にも苦難が待っています。
出産直後、ママの身にふりかかるつらいことは、以下の6つです。
- 縫合
- 後陣痛
- 授乳・おっぱいマッサージ
- 便秘
- 悪露
- 慣れない入院
でも、こんな記事を読んだら、出産いやだ!こわい!ってなっちゃうかもしれませんね。
それでも、ただ確実に言えることは、赤ちゃんは本当にかわいい。
よく産後こんなにつらい思いをしたのに、痛みを忘れるって聞いたことありませんか?
この痛みや辛さを忘れさせるだけのかわいさパワーを、あなたの赤ちゃんは持ってます。
気がつけば、私もなんだかんだで3人子どもを産んでいたくらいです。笑
そして、出産はつらいのは事実ですが、何ものにもかえがたい素晴らしい体験です。
次々に大変な試練を乗り越えなければなりませんが、あなたは1人ではありません!
入院中、パパや家族はもちろん、助産師さんも常に気にかけ、励ましてくれます。
お産は今までお母さんになった人みんなが経験していますから、みんな戦友です。
そして、可愛い赤ちゃんもずっとあなたと一緒に頑張っていますからね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。