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【発達障害の子ども】日常生活の困りごと5選と効果的な対処法

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悩めるママ

発達障害の子どもといると日常生活での困りごとがたくさんあるけど、もっとちゃんと対処してあげたいな。

たたとまま

毎日育児お疲れさまです!

発達障害の子の日常生活でよくある困りごととその対処法をまとめてみたので、よければ参考にしてみてくださいね。

発達障害のある子どもは、日常生活で定型発達の子よりも気にかけてあげることが多く、毎日大変ですよね。

そこで、発達障害を持つ子どもに起こりやすい日常生活での6つの困りごとと、それぞれの対処法をまとめました!

これを読んで、慌ただしい毎日を少しでも楽に、心穏やかに過ごせるお手伝いができたら幸いです!

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事を書いた人は……

“うちの子、もしかしたら発達障害かも”という方は、こちらの記事も併せて読んでみてください。

発達障害の子どもの日常生活でよくある困りごと5選

発達障害の子の場合、定型発達の子どもにとってはスムーズにできることも簡単にはいかないことがあります。

ASDやADHDなど発達障害のある子どもにとってありがちな日常生活の困りごとを5つご紹介しますね。

発達障害の子どもの日常生活でよくある困りごと5選は、以下の通りです。

発達障害の子どもの日常生活でよくある困りごと5選
  1. 朝の準備が進まない!
  2. 感覚過敏に振り回される!
  3. 片付けが苦手すぎる!
  4. 外出先でのパニックがこわい!
  5. お友達とのトラブル!

これらの対処法についても解説していくので、最後までご覧くださいね。

朝の準備が進まない!

発達障害のお子さんは、時間の感覚やスケジュール管理が苦手な場合があります。

朝の支度がスムーズにいかないと、時間に余裕もないのでママパパも困りますよね!

毎日のバタバタ劇を乗り越える工夫

朝の支度のストレスを少しでも減らすための具体例を3つご紹介します!

朝の支度をスムーズにする工夫3つ
  • 朝の準備リストを作る
  • タイマーで切り替えを促す
  • ご褒美システムを導入する

視覚的にわかりやすい“朝の準備リスト”を作る

発達障害のある子には、視覚優位(耳で聞くより目で見た情報を認識しやすい)である場合が多く、実際にうちの子どもたちもそうです。

朝の準備に必要な着替え、朝食、歯磨き、顔を洗う、荷物を準備するなどその子に合わせて必要な項目を見やすくリスト化するとスムーズにいくことがあります!

小さな子では特に、絵も表示してあげるとより見通しを持つことができて良いですよ。

タイマーを使って「あと5分」で切り替えを促す

朝の支度をしていて、ついついテレビを見始めてしまって準備が進まなくなることってありますよね。

しかし、「時間がないからダメよ!」と奪い取っては、余計に子どものやる気を失い、タスクが進まなくなる可能性大。

そんな時には、タイマーを使って「あと○分で終わりにして保育園に行くよ」と前もって伝えてあげましょう。

本人の気持ちに寄り添いつつ、次への行動への切り替えをうまく促すことができます。

はじめはすぐに切り替えられなくても、繰り返しタイマーを使ううちに慣れていきますよ。

他の切り替えが必要な場面でも使える方法なので、試してみる価値ありです!

ご褒美システムでやる気を引き出す

子どもが頑張った後に“ご褒美”を用意しておくこともとても効果的です。

うちの場合は、保育園への登園拒否がひどかったのですが、「保育園に行ったら、帰宅後に30分ゲームができる」というご褒美システムを導入し、見事に保育園へ行けるようになりました。

大人でもそうですが、これを頑張ったらご褒美が待っている!と思うと、子どもだって頑張れるものですよね。

しかし、モノをご褒美にすると子どもは『頑張ったらなんでも買ってもらえる』と認識してしまい、要求がどんどんエスカレートしてしまうので要注意!

また、約束を守れなかった時には必ずご褒美はナシにすることを徹底してください!

やることもやらずにご褒美だけ貰って、ルールがなあなあになると、残念ながら効果はなくなってしまいますので、ご注意くださいね。

そして、ズバリ、ご褒美は子どもが喜ぶ『体験』にすると良いですよ。

ご褒美にぴったりな体験とは…
  • ゲームができる(時間制限を必ず守らせる)
  • ママやパパとぎゅーーっと抱きしめる
  • 好きな遊びをする(公園に行くなど)

お子さんに合ったご褒美システムを導入してみてくださいね。

感覚過敏に振り回される!

発達障害のある子には、程度は様々ですが感覚過敏を持つことが多いです。

例えば、衣服のタグや音、食べ物の食感などに敏感なことなどが挙げられます。

忙しい時に限って「この靴下は履いた感じが嫌だー!」「これはタグが痛くて着られないー!」となったりしますよね……泣

そんな感覚過敏のお子さんへの対応の仕方についてまとめてみます。

感覚過敏への対応例
  • タグなしの服や柔らかい素材を選ぶ
  • 靴のサイズや靴下の形が合うものを選ぶ
  • 感覚に合った食材を探しておく
  • 「食べられる」もののバリエーションを増やす
  • 聴覚過敏の場合には、ヘッドホンを使うと効果的

上記は一部の対応策ですが、まずはお子さんにどんな感覚過敏が見られているのか把握し、対応策を考えておきましょう。

↓聴覚過敏の息子は出先でパニックにならないために、ヘッドホンを必ず持ち歩いてます!

お子さんに合ったものを選んであげましょうね♪

片付けが苦手すぎる!

発達障害のある子にとってお片付けは苦手な分野ですよね。

片付けが理由としては、以下のものが挙げられます。

発達障害児にとって片付けが苦手な理由
  • 順序の理解が難しい
  • ものの分類が苦手

これらの理由を理解した上で、楽しく片付けができよう以下のような工夫を提案してみましょう!

楽しみながら片付ける方法3つ
  • ボックスを工夫する
  • ゲーム形式を取り入れる
  • ルーティーン化する

これらについて、詳しく説明しますね。

ボックスを工夫する

片付け用に「宝箱」や「色分けボックス」を用意してみるのです。

車は青、大切な人形は宝箱、パズルは黄色など、ルールを本人に決めさせます。

ASDの子は真面目な子が多く、ルールを守ろうとすることが多いです。

そんな特性を活かしながら、上手に片付けができたらたくさん褒めてあげると、よりスムーズに片付ける習慣が身につきますよ!

ゲーム感覚で片付ける

「10秒で〇〇をしまえるかな?」というゲームを提案してみましょう!

どんな子どももゲームは大好き!

ゲームをするような感覚で楽しみながら取り組むことができるかもしれませんので、ぜへ取り入れてみてくださいね。

ルーティーン化する

ただ片付けるのではなく、親子で歌いながら片付けるルーティーン化をしてみてはいかがでしょうか?

遊び終わったら決まった歌で子どもと片付けを始めます。

毎回同じ歌で片付けをすると、ルーティーン化を図ることができます。

決まったルーティーンを作ることで、次第に片付けのハードルは下がり取り掛かりがスムーズになっていきますよ!

外出先でのパニックがこわい!

発達障害のある子にとって、おでかけはパニックにならないかという心配がつきもの……

なので、環境の変化や予期せぬ出来事でパニックを起こした時の対処法をシェアしますね。

視覚支援

パニック予防のために、、外出前の事前説明や写真での視覚支援をしておきましょう。

以下のような内容を写真や絵などを見せながら、事前に伝えることで見通しがたち、子どもが安心して外出にのぞめますね。

  • どんなところに行くのか?
  • だれに会うのか?
  • どうやっていくのか?
  • 行った先で何をするのか?
  • どんなことをしてはいけないのか?

パニック時の対応

パニックが起きても、この対応をすれば大丈夫!という準備があれば親も子どもも安心ですよね。

具体的には、短い声かけで落ち着くスペースに移動するなどの方法が挙げられます。

お子さんに合った方法を探しておきましょう。

また、事前にお互いを責めない気持ちを持つよう心がけておくと良いでしょう。

お友達とのトラブル

発達障害のある子どもは誤解を受けやすかったり、意図せず相手を傷つけてしまうケースがありますよね。

具体的なシチュエーションを例にあげながら、親から子どもにコミュニケーションについて考える機会を与える工夫についてお伝えします。

相手の気持ちを「ストーリー」で考える

発達障害のある子にとって相手の気持ちを理解したり、想像して共感することが難しいとされています。

実際にあった場面やテレビで見た場面でもいいので、登場人物の気持ちを親から子どもへストーリーにして説明してみましょう。

こういう時は悲しい、嬉しいという気持ちを子どもに伝えるようにすると、理解を促すことができますよ。

「相手が〇〇したら、どう感じる?」

実際に困った場面などを例に挙げて、「相手にこうされ時、どう感じた?」と子どもに投げかけてみましょう。

最初はわからないとかも答えるかもしれませんが、繰り返し問いかけ考える癖をつけましょう。

人の気持ちを考える練習だけでなく、続けることで「人の気持ちを察すること」の習慣化につながりますよ。

学校や保育園との連携が必須!伝え方のコツは?

発達障害のある子が安心して過ごすためには、学校や保育園などとの情報交換、連携は必須です!

では、学校や保育園、幼稚園へどのように相談したら良いのでしょうか?

以下のポイントを押さえておくと、うまく連携を図りやすいので、参考にしてみてくださいね。

学校や保育園への伝え方のコツ
  • 連絡帳や相談の場でお互いの意識を共有しておこう
  • 「〇〇の場面でこうなる」と具体例を交えて説明しておこう
  • 環境調整をお願いしようクールダウンできるよう、パーテーションを用意してもらうなど)
  • 療育施設と保育園や学校とで情報共有し連携を図れる場合がある

その子の特性に合った対処法を見つけておこう

発達障害児の日常生活の困りごととその対処法についてお伝えしました。

発達障害の子どもの日常生活でよくある困りごと5選は、以下の通りです。

発達障害の子どもの日常生活でよくある困りごと5選
  1. 朝の準備が進まない!
  2. 感覚過敏に振り回される!
  3. 片付けが苦手すぎる!
  4. 外出先でのパニックがこわい!
  5. お友達とのトラブル!

発達障害の子への対応は一筋縄ではいかないことがほとんどです。

ですから、最初からうまくはいかないこともあるかもしれません。

しかし、子どもの特性に正面から向き合い、丁寧な関わり方を継続することで、子どもの情緒が安定し、親も穏やかに過ごすことにつながります。

ぜひ本記事を参考に、無理せず実践していただければ幸いです♪

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

ABOUT ME
Tatatomama
2歳•6歳•8歳の3人兄弟の子育て中、現役看護師ママです。長男と次男は自閉スペクトラム症の診断を受けています。子育てに悩んだことをきっかけにチャイルドコーチングマイスター資格を取得。ブログでは療育のこと、日々の生活のことについて赤裸々に書いてます。子育て中の方イコール戦友と勝手に思っています。笑 どんな状況でも楽しむ、無理しない、後悔しないをモットーに子育てしています。 ※このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。